株式投資やFXの申告書B(第一表)の書き方『確定申告用』
申告書B(第一表)の書き方
最終的に税金の計算をするのは、申告書(第一表)になりますので、申告書(第三表)から転記する部分があります。
- 収入金額等の給与(カ)の欄に、給与の金額を記入します。
※会社からもらった源泉徴収票などを見て記入。
※給与の他に事業所得や不動産所得などもあれば、(ア)や(ウ)の欄に記入します。 - 所得金額の給与(6)の欄に、給与所得控除後の金額を記入し、合計(9)の欄も記入します。
※給与の他に事業所得や不動産所得などもあれば(株式の譲渡所得は除く)、(1)や(3)の欄に記入し、合計(9)の欄に、計算した金額を記入。 - 所得から差し引かれる金額のそれぞれの欄を記入し、合計(25)の欄に、その控除される金額の合計額を記入します。
※所得の合計を控除額が上回った、または給与所得がない人の場合は、株式譲渡所得からも控除できます。 - 税金の計算の(27)の欄に、申告書(第三表)の(86)の金額を転記します。
- 税金の計算の(38)(40)の欄には、(27)と同じ金額を記入します。
- 税金の計算の(41)の欄に、(40)に対して、2.1%を乗じ、復興特別所得税額を計算して記入します。
※小数点以下は切り捨て - 税金の計算の(42)の欄に、(40)と(41)の合計額を記入します。
- 税金の計算の(44)の欄に、税金の計算の所得税及び復興特別所得税の源泉徴収額を記入します。
- 税金の計算の(45)(47)の欄に、(42)から(44)を差し引いた額を記入します。
※百円未満の端数を切り捨てで記載。
※この金額が、確定申告により、収める税金の総額となります。
ここまでの資料をダウンロード
申告書などは税務署で配布されていたり、国税庁のホームページからでも入手することができます。
その他株式投資やFXでの確定申告に必要な申告書の書き方
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- 株式投資やFXの申告書(第三表)の書き方『確定申告用』
もし、どうしても申告書の作成が難しい、もっと簡単に申告したい。という方はこちらのe-Taxから申請書を作成すると便利です。それでも詳しい内容は把握しておきましょう。