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THINK MONEY

投資の歴史から未来を予想したり、心得や運用方法を学び、より長期的に安全な資産運用ができるよう、10年後も使える投資の考え方

これからの世界経済を考える『金融緩和の出口(米国と日本の利上げなど)』

最新チャート米国FF金利

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金融緩和は、景気悪化や金融危機に対応するための重要な政策です。

金利を下げ、資金供給を増やすことで、企業や家計の資金調達を助け、金融市場の安定を支えます。

しかし、金融緩和は永遠に続けられるものではありません。インフレが高まったり、資産価格が過熱したりすれば、中央銀行は利上げや資産購入縮小を検討しなければなりません。

これが、金融緩和の出口です。

金融緩和とは何か

金融緩和とは、中央銀行が金利を下げたり、市場に資金を供給したりして、経済を支える政策です。

2008年の金融危機後、米国では政策金利がほぼゼロまで引き下げられ、量的緩和も行われました。Federal Reserve Historyでも、金融危機が深まる中でFRBが金利を実質的な下限まで引き下げたことが整理されています。

金融緩和は危機時には有効です。

しかし、低金利が長く続くと、投資家はより高い利回りを求めてリスク資産へ向かいやすくなります。

金融緩和の副作用

金融緩和の副作用は、資産価格の上昇です。

金利が低いと、債券利回りは下がります。利回りを求める資金は、株式、不動産、REIT、ハイイールド債、新興国資産へ流れやすくなります。

その結果、企業利益や家賃収入の伸び以上に資産価格が上がることがあります。

金融緩和は景気を支える一方で、バブルの土台を作ることもあります。

出口で何が起きるのか

金融緩和の出口では、金利が上がります。

金利が上がると、債券価格は下がりやすくなります。株式のバリュエーションも下がりやすくなります。不動産やREITも、借入コスト上昇と利回り比較の影響を受けます。

特に、低金利を前提に高く評価されていた資産ほど、金利上昇の影響を受けやすくなります。

出口戦略が難しいのは、景気を冷やしすぎずにインフレを抑える必要があるからです。

長期投資家が金融緩和の出口から学ぶべきこと

金融緩和の出口から学べることは、金利はすべての資産価格の土台であるということです。

株価を見る時も、不動産を見る時も、債券を見る時も、金利を無視することはできません。

低金利で上がった資産は、金利上昇で評価が変わります。

長期投資家は、金融緩和中の上昇相場だけでなく、出口局面で何が起きるかを考えておく必要があります。

まとめ

金融緩和は、危機時に経済と市場を支える重要な政策です。

しかし、長く続けば資産価格の過熱やインフレにつながることがあります。そして、出口局面では金利上昇を通じて株式、債券、不動産に影響します。

10年後も使える投資の考え方として、金融緩和を見る時は、入口だけでなく出口まで考えることが重要です。

参考資料

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