バブル崩壊の歴史を紐解き中国バブル崩壊のリスクを予測しよう

バブル崩壊の歴史を紐解き中国バブル崩壊のリスクを予測しよう

世界の歴史・株式市場の歴史では、何度もバブルを経験しているので、マクロ的なバブルがどの程度の規模まで膨らみ、そして崩壊するのかは、おおよそのことがわかっています。

また、バブルが起きるのはなぜか?バブルとは何か?でお伝えした通り、バブルが起きる要因も予測できます。

そして、現在バブルの真っ只中にあるといってもおかしくない、中国バブルはいつ崩壊するのか、バブル崩壊の歴史と比べてみて予測してみましょう。

日本のバブルも米国のバブルも中国のバブルも基本的なメカニズムは同じ

現在、中国のバブルはすでにいつ崩壊してもおかしくない程度までバブルは膨れ上がっています。

 

総融資残高のGDP比率がどれだけ膨れ上がるかでバブルが崩壊するか予測できる

日本のバブルが崩壊した1991年 頃の国内総融資残高は約785兆円でした。

当時の日本のGDPは474兆円なので、総融資残高はGDPの1.65倍の規模に達していたことになります。

米国のリーマンショックは2008年ですが、その直前の米国における総融資残高は約22兆ドルになっていました。

当時の米国のGDPは14.5兆ドルですので、総融資残高はGDPの1.51倍の規模になります。

日本と米国では、バブルの生成の過程も崩壊のきっかけも異なっていますが、どちらも同じく、バブルが崩壊する水準がほとんど一致しているのです。

総融資残高がGDPの1.5倍から1.6倍になってくるとバブルが崩壊の水準と考えられます。

 

中国の総融資残高のGDP比率は1.93倍に膨れ上がっている

中国の総融資残高のGDP比率は、2014年末の時点で1.93倍の規模に達しています。

2014年に発表された、中国の金融機関による総融資残高は、122兆8600億元でした。

これは今まで不透明だった、シャドーバンキング(銀行を介さない金融取引)による融資を加えるた数字です。

2014年の中国のGDPは63.7兆元ですから、総融資残高のGDP比率は1.93倍なのです。

 

しかしシャドーバンキングの中身は本当は不透明である可能性が高い

中国にはシャドーバンキングと呼ばれる銀行を介さない金融取引をする銀行のようなものがありますが、中国政府が発表している内容よりも規模が大きいと考える経済学者は評論家が多く、正式な数値は不透明と考えられます。

 

もし予想される中国の総融資残高のGDP比率が正しいのであれば、中国はバブル崩壊の水準である

予想される、シャドーバンキングの融資の数値が正しければ、日本と米国がバブル崩壊を起こした時を遥かに上回る水準ですので、中国はいつバブル崩壊となってもおかしくないことは間違いなく、それ以上に、崩壊の規模が計り知れないほど大きいという計算になります。

 

中国政府は力ずくでバブル崩壊を抑えている

中国政府は日本のバブル崩壊や米国のリーマンショックという先例を研究し尽くしています。

現在、中国政府は、経済成長を犠牲にしても、不良債権の処理を最優先する方針で経済政策を進めています。

中国政府は、中国経済が完全にバブル崩壊の瀬戸際にあることをよく理解しており、力ずくでもバブル崩壊を防いでいる状況なのです。

また、シャドーバンキングなどが原因で、中国政府自身も現状を完璧には把握しきれてはおらず、どこまでの対処をするればよいかもわかっていない状況であることも確かです。

今後、これ以上のバブルが拡大するような方向性にならないことだけは間違いないと言えます。

 

まとめ

  • 日本のバブルも米国のバブルも中国のバブルも基本的なメカニズムは同じ
  • 総融資残高のGDP比率がどれだけ膨れ上がるかでバブルが崩壊するか予測できる
  • 中国の総融資残高のGDP比率は1.93倍に膨れ上がっている
  • もし予想される中国の総融資残高のGDP比率が正しいのであれば、中国はバブル崩壊の水準である
  • 中国政府は力ずくでバブル崩壊を抑えている

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