割安株を見つけるために必要な『PER(株価収益率)とPBR(株価純資産倍率)』を見極める

割安株を見つけるために必要な『PER(株価収益率)とPBR(株価純資産倍率)』を見極める

バーゲンセールは好きですか?

私たちはいつでも安くていいモノを買うことを心がけています。

株式投資でも同じことを心がけるべきでしょう?

誰だって、安くていいモノが欲しいはずですから。

しかし、普段の生活とは違い、株式投資においては値札こそ付いてるものの、その株が割安なのか?がわかりにくくなっています。

そこで登場するのが、その株は本当に割安なのか?を表す指標『PER(株価収益率)とPBR(株価純資産倍率)』です。

これを見極めることができれば、割安で放置されている株や、今は割安でもこれから高くなりやすい株を見つけることができるのです。

実は多くの人が割高株を買っている

株式投資で資産を増やしたいと思っている人が狙うべき株はズバリ割安株です。

これは株式投資をしている人なら誰にでも当てはまることなのですが、実は多くの人が割高株を買っているのが現状なのです。

それはなぜか?簡潔に説明します。

多くの人が買う株が割高株になるからです。

もっと掘り起こすと一概には言えないのですが、ここでは割愛させていただきます。

とにかく、バーゲンセールに行ってわざわざ高いのモノを買うことはやめましょう。

 

PER(株価収益率)とPBR(株価純資産倍率)が低いと割安株 = 値上がり益を狙えるということ

株式投資において、その株が割安なのか割高なのかを見極めるために重要な指標は、PER(株価収益率)とPBR(株価純資産倍率)です。

割安株とは、単純に値段が安いというわけではなく、株式市場で正当な評価がされず株価が安い水準で放置されている銘柄のことです。

株価が安い水準で放置されている状態を見極めて買うと、本来の実力に見合った株価水準になったときに売れば高い値上がり益を狙えるということです。

それでは、PERとPBRを働く人に例えて分かりやすく見ていきましょう。

 

 

PER(株価収益率)とは給料が高い人(稼げる人)が株価に対して正当な評価をされているかを見極める数字のこと

株価と利益(その人の稼ぎ)を比較したのが、PER「Price Earnings Ratio」日本語では株価収益率と呼ばれ、株価を1株あたりの利益で割って計算したもので、単位は「倍」です。

この数字から分析できるのは、今の株価が今の稼ぎの何倍まで上昇しているのかということが分かります。

この数字が10倍なら、今の株価は10年分の稼ぎと同じ価値だということで、この数字が低いほど、たくさん稼いでいるのに市場では低い評価がされていることになります。(低いほど割安だということ

 

PER(株価収益率)の計算式

PER(倍) = 株価 ÷ 1株あたりの利益

 

1500円(株価) ÷ 150円(1株あたりの利益) = 10倍(PER)

この例だと、PERが10倍なので、現在1500円で売られているこの株価は、1500円の株価分を10年で稼げると評価されています。

 

注意すべき点は利益が変化するとPERも変化すること

PERの注意点は株価以外に企業の利益が変化するとPERも変化することです。

例えば、PERが10倍の株の利益が倍に増えると、PERは5倍まで下がります。

逆に、利益が半分に減るとPERは20倍まで上昇します。

ですので、今期のPERを基準に株を購入する場合、決算など減益や増益などあるか十分注意しましょう。

 

PBR(株価純資産倍率)とは資産(貯金や家や車)が株価に対して正当な評価をされているかを見極める数字のこと

株価と資産(貯金や家や車)を比較したのがPBR「Price Book-Value Ratio」日本語では株価純資産倍率と呼ばれ、株価を1株あたりの資産で割って計算したもので、単位はこちらも「倍」です。

この数字から分析できるのは、株価が企業が保有する1株あたりの資産(現金や不動産)の何倍なのかということがわかります。

この数字が1倍なら、今の株価と保有資産の価値は同じということで、この数字が低いほど、資産をたくさん持っているのに市場では低い評価がされていることになります。(低いほど割安だということ

 

PBR(株価純資産倍率)の計算式

PBR(倍) = 株価 ÷ 1株あたりの純資産

 

1500円(株価) ÷ 1500円(1株あたりの純資産) = 1倍(PBR)

この例だと、PBRが1倍なので、現在1500円で売られているこの株価は、現在の株価分と同じ価値の1株あたりの資産を持っているということがわかります。

 

PBRの注意点は保有している資産が土地などの不動産に偏っていないか見ること

PBRの注意点は保有している資産が土地などの不動産に偏っていると、地価の変動などにより、その評価額が大きく上下することです。

不動産価値が上がっている時ならいいが、下落してしまうと資産の評価額が下がりPBRが上がってしまう恐れがあります。

 

 PERとPBRが何倍だったら割安と言える水準なのか?

ここからは具体的な割安株の見つけ方を説明します。

当然ですが、PERとPBRは低いほうが割安です。

では総合的に判断するときに、基準となる数字はどれぐらいなのでしょう?

それを判断するには2つの方法があります。

 

日経平均株価の平均PERとPBRを基準として割り出す方法

1つ目は、日経平均株価の平均値を基準として割り出します。

下記のURLは、日々の日経平均株価の平均PERとPBRを調べることができるチャートと表です。

http://nikkei225jp.com/data/per.html

ページの下の方にある表を見ると分かりやすいです。

だいたい日経平均株価のPERは約15〜16倍の間を推移しています。

PBRは約1.3〜1.4倍の間を推移しています。

このデータを基準として考えます。

 

業界別平均PERとPBRを基準として割り出す方法

2つ目は、業界別平均PERとPBRを基準として割り出す方法です。

下記のURLは、業界別平均予想PERとPBRを調べることができるチャートです。

http://www.morningstar.co.jp/RankingWeb/SectorTable.do

表の右側にあるデータが平均予想PERとPBRの欄です。

これは業界別に様々ですので、自分の買おうと思っている株の企業の業種を調べて照らし合わせます。

例えば、トヨタ自動車(7203)ですと

  • 業種:輸送用機器
  • 業種平均PER:13.61倍
  • 業種平均PBR:1.53倍
  • トヨタ自動車の予想PER:9.9 倍
  • トヨタ自動車の予想PBR:1.48倍

となりますので、トヨタ自動車(7203)は十分割安株の水準と言えます。

 

PER(株価収益率)とPBR(株価純資産倍率)を見極める上で一番注意しなければいけないこと

最後に、PER(株価収益率)とPBR(株価純資産倍率)を見極める上で一番注意しなければいけないことは、PER・PBRが低い企業は投資家たちから低い評価を受けているのには何か理由があると疑ってかかるべきなのです。

逆に、PER・PBRが高いからといって株価がこれ以上高くならないとは言えないのです。

市場は気まぐれであり、投資家たちはそんな割安な株を簡単に放置しないのです。

こんなことを言ってしまうと誤解されるかもしれませんが、株式投資とは勝つために戦略を練るより負けないために戦略を練るのが一番勝てる方法です。

 

まとめ

  • PER(株価収益率)とPBR(株価純資産倍率)が低いと割安株 = 値上がり益を狙えるということ
  • PER(株価収益率)とは給料が高い人(稼げる人)が株価に対して正当な評価をされているかを見極める数字のこと
  • PBR(株価純資産倍率)とは資産(貯金や家や車)が株価に対して正当な評価をされているかを見極める数字のこと
  • 割安株の基準は日経平均PER・PBRと業種別平均PER・PBRを見て調べる

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